鉄骨造の勢いがすごい!
こんにちは。転職設計事務所の佐藤でございます。
ここ数年、転職支援とは別の事業(建築積算)で扱う物件において、
鉄骨造(S造)の割合がかなり増えてきています。
確かに、街中を歩いていても、目につくのは鉄骨造ばかりです。
以前であれば、RC造と鉄骨造の比率が7:3くらいであったのが、
今ではその比率が逆転したというような印象です。
RC造が当たり前であった病院や学校に至るまで、
鉄骨で建てられるものが確実に増えてきています。
ホテルなどは、グレードにもよりますが、
ほぼすべて鉄骨造になっています。
これには様々な理由があるかと思いますが、
一番に、人手不足に伴う労務費高騰が挙げられるかと思います。
働き方改革の一環で、現場の休日数を今まで以上に確保せねばならない。
その一方で、発注者には事業計画があるため、簡単に納期は伸ばしてもらえない。
こうなると、
「鉄筋と型枠を組んで、コンクリートを打設し、その後養生に時間をかけて…」
というRC造はどうしても敬遠されてしまいます。
その点、鉄骨造であれば、建方から棟上げまでの時間が圧倒的に短い。
RCですと、こうはいきません。
プレキャストコンクリート(PCa、既成コンクリート)の採用が増えている理由も、
鉄骨と同様かと思われます。
今、人材採用の現場においても、
鉄骨造にかかわる事業を手掛けておられる会社さんが元気です。
これまでRCしかやってこなかった、
という技術者にも門戸を開いている会社さんが増えています。
お気軽にご相談をいただけますと幸いです。