そもそもの転職理由は?
こんにちは。転職設計事務所の佐藤です。
西日本では暑い日が続き、東北地方では大雨と、列島各地の建設現場では過酷な状況が続いています。
皆様、どうか体調と安全にはくれぐれもお気をつけください。
今日は、そもそもの転職理由に立ち返って考えを整理しましょう、というお話いたします。
建築用鋼材 一段高
今朝の日経新聞朝刊に、「建築用鋼材 一段高」、との見出しの記事が掲載されていました。
特に先月よりコラム(角形鋼管)は先月よりも4パーセント高、とのことです。
オリンピックやインバウンド需要への対応、首都圏を中心とした再開発案件の増加などから、
S造(ホテル、事務所ビルなど)の建設が全国的にラッシュです。
内定時こそ、そもそもの転職理由に立ち返るべき
建設需要が旺盛だから、資材価格が上がる。
あわせて労務費も、企業の人材採用ニーズも高まっている、というのが今の構図。
私たち転職設計事務所が転職のお手伝いをしている中でも、
内定が以前に比べて、簡単に出るなという印象があります。
だからこそ、そもそもなぜ転職を考えるに至ったか、
内定が出た時こそ転職理由に立ち返ってほしいと思っています。
雨の日以外は休みが取れないという職場環境の改善を考え転職活動始めたのに、
提示条件の高さから、業界でも忙しいことで有名な企業に意思決定してしまわれた方。
維持保全だけでなく新築に携わりたいとの思いで活動を始めたのに、
大企業の関連会社という安心感から同じ保全の仕事を選んでしまわれた方。
当然、転職活動の中で当初の考えが変わること自体は否定しません。
でも、転職活動を繰り返すことになってしまっては大変です。
ぜひ、意思決定の際には、そもそもの転職理由を思い出してみてください。